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放送文化基金賞

創作ドラマ大賞への参加

「創作ドラマ大賞」  日本放送作家協会のサイトへ
 「創作ドラマ大賞」は、一般社団法人 日本放送作家協会とNHKが実施している事業で、テレビ・ラジオドラマの創作脚本を全国から懸賞公募して新人を発掘し、次代の放送を支える作家を育成する事業です。
 放送文化基金は、その事業を後援しており、テレビ・ラジオの大賞作品にそれぞれ賞金50万円を贈呈しています。(大賞に該当する作品がない場合には、その他の賞に賞金を贈呈しています)

2017年 第42回創作テレビドラマ大賞

タイトル受賞者
大賞 「週休4日でお願いします」 石原 理恵子
佳作 「やらずの雨があがる時」 潮 喜久知
奨励賞 「みんな、明日があるって」 桜崎 秋生
奨励賞 「ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア」 本山 久美子

10月に最終審査会によって4本が選ばれ、11月9日(木)に贈呈式が行われました。大賞作品はドラマ化され、NHK総合テレビで放送される予定です。

大賞「週休4日でお願いします」梗概

 社員食堂で正社員で働いている高橋直人(28)は、残業の多い会社を辞めたいと思っていた。そんな時パートの面接にこけしが好きな青木華(28)がやって来る。『週休4日でお願いします』と微笑む華に高橋は一目ぼれをする。仕事で失敗の続いた高橋は駅のホームから「もう疲れた」と華にラインを送る。高橋が振り向くと華が巨大こけしを振り上げていた。華は高橋が電車に飛び込もうとしていると思い、殴って止めようとしたのだった。華は正社員だった時「食べる為に働いていたのに、全然食べる時間がなかった」と言う。高橋は働く事について考える。会社を辞めようと思うと言う高橋に華は一緒に暮らそうと言う。そんな時、高橋に転勤の辞令がおりる。結局高橋は会社を辞める事は出来なかった。華はお餞別にこけしを高橋に渡す。こけしには「バカ」と書かれた紙が入っていた。
 初めて有給休暇を取った高橋は鳴子で華と再会する。高橋は少しだけ成長した。

2017年 第45回創作ラジオドラマ大賞

タイトル受賞者
大賞 『暗闇の訪問者』 藤沢 秋
佳作 『春を待つ音』 葉月 けめこ

第45回創作ラジオドラマ大賞の最終審査会が3月に行われ、大賞1本、佳作1本が選ばれました。また、3月24日に贈賞式が行われ、受賞者2名に賞状と賞金が手渡されました。 大賞作品はラジオドラマ化され、NHK-FMで放送される予定です。

大賞「暗闇の訪問者」梗概

 夏葉(19)は深夜の住宅展示場に忍び込む。そこには先客がいた。家出少年、遼太郎(15)だ。二人は展示場で秘密の共同生活を始める。
 夏葉の家族は母と生まれたばかりの弟と、そして義父。自分の持ち物は全て出され、学費も止められてしまった。義父には邪魔者扱いされ、母はもう弟しか見ていない。夏葉の居場所なんてないのだ。
 ある日、ひょんなことから夏葉は展示場の臨時パートタイマーとなる。お客様に褒められ、上司に期待され、昼間も夜もこの展示場で充実した日々を送る。夏葉は思う。「ここが、私の居場所なんだ」。
  だが隠れて寝泊まりしていたことが発覚。飛び出した二人は遼太郎の家に行く。過干渉の母親に自分の思いを主張する遼太郎。夏葉はやっと気が付いた。いつまでも子供ではいられないと。母に愛されることを願うばかりの自分と決別するべきだと。
 二人は再会を約束し、それぞれの道を行く。
 謝罪をして展示場から去って行く夏葉。いつか必ず本物の自分の居場所を見つける、と心に決めて。